鈴木淳子✫製作日記 | 漫画家◆鈴木淳子の徒然ブログ。お仕事、趣味、日々の由無し事から憂国の思いまで

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思い出の色鉛筆

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先日、長岡の実家からの定期お米便に

色鉛筆を入れて送ってもらいました。

三菱uni 60色

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改めてケースを見たら、いーい感じにくたびれております。

それもそのはず

これ、今から40年近く前に購入したものなのです。

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でも、その年月の割には減っていないかなー。。。


当時、がんに罹って自宅療養を始めた父が いきなり絵を描き始めまして

私の手持ちの24色の色鉛筆で色を塗り始めたところ

完成した一~二枚の絵を見た 父の兄である伯父が 

もっとたくさんの色があるほうがいいだろうと言って

この60色の色鉛筆を お見舞いに持ってきてくれたのです。


確か阪神デパートの包み紙だった記憶が。。。。ぼんやりと。。。

そして私がこの色数の多さに狂喜乱舞した記憶も。。。。はっきりと。。。。

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母が荷物に一緒に入れてくれたクーピーペンシル(サクラ)。
どこからか、だれからか頂いて、あまり使われないまましまわれていたお品。




父はそれからスケッチブック一冊に満たない絵を描いて 

入院することになってしまい

今思えば「あっという間」と言える時間で逝ってしまったのですが

わたしの中では、同じ机で一緒に絵を描いた記憶があまりにも鮮明で

それはとてもとても長い時間だったように思えます。

結構、子供の頃のしあわせな記憶の一つなのですよ。。。。

**

当時の父は普通にお勤めをしていて

それまで「昔書いた自画像」を見せてもらったことはありましたが

いつも絵を描いていたということはありませんでした。

それでも、余命宣告をされて急に絵を描いたということは

本当はよほど絵を描くことが好きだったのかもしれない、と。。。。

なにかを残したかったんだろうか、とも。。。。

そんな気がしています。

**

その後、私はたまにこの色鉛筆を使って絵を描いてきましたが

成人して漫画家になってからは色鉛筆はあまり使う画材ではなくなり

棚に収納されたままになっていることが多くなります。

たまに甥っ子姪っ子が遊びに来ると、この色鉛筆が活躍することもありましたが

それでもこの程度の減り具合で、今に至るというわけです。

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これも荷物に一緒に入っていた 水彩色鉛筆12色(スタビロ社)
確か海外旅行に行くときに小さなスケッチブックと一緒に持って行ったけど。。。
ほとんど使っていない――――。



はてさて、そんな思い出の逸品を今手元に呼び寄せることになったのは

大きくなった甥っ子姪っ子が夏休みや冬休みに長岡に行っても使わなくなったでしょう?ということもありますが

私自身が必要に迫られるという展開になったからなのです。


この60色の色鉛筆を お仕事で使う日が来ようとは、、、、!!



**

今、この色鉛筆を使って、ちょっと色の実験などをしています。

それがお仕事の一部だなんて~(*´-‘)

なんと幸せなことだろう~(*´-‘)

改めて、自分の幸運をかみしめながら

鉛筆を握っています。

本当にありがたいです♪



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もしかしたら、お父にゃんも一緒に描いているかもしれないにゃー♪

今日も感謝とともに♪

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