歌舞伎座さよなら公演☆七月大歌舞伎☆夜の部(2)
さて、歌舞伎座夜の部…続きです
幕間後の演目
『天守物語』
坂東玉三郎…玉様の美しさを堪能しましょう♪
昼の部に引き続き
泉鏡花の世界が幻想的に展開されております。
白鷺城と呼ばれるあの美しい 姫路城 の天守閣には
この世とは違う世界があって
あんなに美しいお姫様が住んでいるんだ… ってな設定。ファンタジーや…。
お話の前半はひたすら「不思議世界」の情景が描かれます。
勘君扮する 亀姫 もまた不思議ちゃんのキャラ。
玉様の富姫との掛け合いの会話は
まさにこの世の雰囲気とは違った 異形の者の世界です。
美しくて不思議でかわいい。
そして後半になると…
そんな世界が急に「熱烈恋の話」に!!
海老ちゃん扮する 図書之助 と 富姫が
一目で恋に落ちる!
フォーリンラブですがな!
いや、「一目惚れ」があまりにも自然に流れるのは
お二人の美しさがあるからですね。
不思議ワールドのなかの熱い恋の話。
人間の世界への皮肉も込めて 美しい世界観が展開します。
ふう、おなかいっぱい。
みごたえありました。
最後に深いところ美味しいところさっとさらっていく我當さんや
最近玉様と一緒の舞台が多い おもだかやさんの面々の魅力もまた
七月の舞台に花を添えておりました。
気がつけば久しぶりの歌舞伎座。
昼夜ともに 満足でございまーーーーす。
さて、舞台が跳ねたあとはTちゃんと甘いものを仕入れて我が家に移動。
明るくなるまで
歌舞伎の感想やら近況報告やら
おしゃべりタイムの始まりでございます。
おっと、その前に…
この日はあと一ネタ!!!
「期せずして 出待ち!」
…つづく